料理の豆知識

料理には知っておくと便利なことがたくさんあるんですよ。たとえば、ジャガイモにはいくつか種類があるのをご存じですよね？男爵はホクホクとしていて柔らかいのでポテトサラダやコロッケに最適です。

また、メイクイーンは煮崩れしにくいので肉じゃがやカレーなどの煮物に適しています。ですからジャガイモの性質を知った上で調理法に合ったものを選ぶとさらに美味しい料理が作れるんです。このコーナーでは知っておくと便利な豆知識をご紹介しましょう。

包丁はいろいろな使い方ができます。まず、包丁の歯先部分では細かい作業がしやすく、トマトのヘタなどをくりぬいたり、肉の筋に切り目を入れたりするのに便利です。一般的に野菜を切ったりするのは中央部で、歯元は包丁の歯が太くなっているので魚の骨や固い野菜などを切るときに使用します。

また、ジャガイモの芽をくりぬく時などに利用することもあります。包丁の背中は魚のうろこを取ったり、肉をたたいて柔らかくしたりするのに使います。切れ味が悪くなってきたら、研ぎ石などで研ぐことで切れ味が戻ります。

計量カップや計量スプーンを使用する時には、多めにすくい取った後にヘラやスプーンの背を利用して平らなものですりきった量を測ります。使用する材料によって、同じスプーン１杯でも重さや量が変わってきますので注意しましょう。重さで表示している時には測りを使って計量することをおすすめします。

ひとつまみとある場合には、親指、人差し指、中指の３本で軽くつまんだくらいの量で塩で言うと約３g程度です。また、少々という時にはひとつまみの半分程度と解釈すればよいでしょう。

三杯酢は酢の物などに使用される甘酢のことです。酢：醤油：砂糖を２：２：１の割合で混ぜ合わせていきます。まず、酢と醤油を混ぜた後に砂糖を足していきます。よく混ぜ、砂糖が溶け残らないようにしましょう。また、２杯酢というのもあり酢と醤油を同じ分量で混ぜ合わせれば出来上がりです。

これは鍋のつけだれや刺身のたれなどに使います。すし酢には塩を足します。砂糖が溶けにくい場合には、少し温めると溶けやすくなりますが、沸騰させてしまうと酢の酸味が飛んでしまうので注意が必要です。

落としブタは自分で作ることができます。じっくりコトコトと煮詰めていきたい場合にはクッキングシート、アクがたくさん出る料理にはアルミホイルがおすすめです。クッキングシートは鍋の大きさよりほんの少し小さめに切ります。それを三つ折りして、とがった先端部分を少し切り落とします。

側面にも小さな穴を数か所開けます。開くと真ん中を含めていくつかの穴が空いていれば完成です。アルミホイルの場合には、鍋よりもかなり大きめに丸くカットして、三つ折りをして先端を切り落とします。あとは広げて一度クシャッとしてから広げておきます。しわの部分にアクが溜まり、アクを取り除く手間が省けます。

もみじおろしはオレンジ色をしていますが、大根と唐辛子でできていたってご存知でしたか？人参でできていると勘違いしていた人も多いのでは？大根を用意したら真ん中に菜箸で穴を開けます。

そこに水で戻して柔らかくした唐辛子を差し込み、同時にすりおろすと、オレンジ色のきれいなもみじおろしが出来上がります。天ぷらや焼き魚など、いろいろな料理にもおいしくいただけます。

とろみをつける時には、水で溶いた片栗粉を使用します。片栗粉はとろみの固さを見ながら使用する量を調節すると良いでしょう。このときに気をつけなくてはいけないのは、しっかりと片栗粉を溶いておかないと、ダマになって固まってしまい、せっかくの料理が台無しになってしまうことも・・・。

また、水でとくため味が薄くなります。水溶き片栗粉を使用する場合には、少し濃いめの味付けをしておけばちょうど良い仕上がりになります。

肉を軟らかくするためには、包丁の背で軽くたたいておくと良いでしょう。また、硬めの筋がある場合には、いくつか切り目を入れて筋を切っておけば、柔らかく仕上がります。また、炒める時には火が通った後に料理酒を足すと柔らかくなりますし、下味をつける段階で料理酒につけておいても柔らかく仕上がります。

また、とんかつやステーキなどでは、脂肪と赤身の間に包丁で軽く切れ目を入れておくと、火が通った時に反り返ったりせずにきれいに出来上がります。

食材宅配サービスを紹介して比較しています。オイシックスも紹介。